AKIは「Asymmetric key Infrastructure/非対称鍵(暗号)基盤」の略称です。PKI「Public key Infrastructure/公開鍵(暗号)基盤」とはちょっとだけ違う、でも、PKIと同じ様に便利で人に優しい暗号の使い方を提供します。
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Sustainable-Security/検証鍵のエクスポート・Web3.0時代の暗号基盤
はじめに Web3.0で提唱される「分散型インターネット」は情報を分散管理することで、情報の新しい価値を創出するムーブメントです。Web3.0は文字通り、Web2.0の次の時代という意味です。Web1.0の時代は、インターネットの黎明期であり1990年代のアナログと... -
エシカルな運用/分散ログ・Web3.0時代の暗号基盤
はじめに いよいよAKI最後のレイヤ「分散ログ」の解説です。SureArchiverを運用するシーンにおいてもゼロトラストを想定した設計が必要です。万が一、運営組織が信用出来なくなってしまったとしても、それを検知できる事こそが正しいゼロトラストへの対応... -
鍵を持ち歩こう!/KeyCase・パスワードレス認証
はじめに 「トラスト レス(Trustlessness:第三者による保証がない)」に対応するアーカイバ「SureArchiver」を開発しました。このSureArchiverの最初のアプリケーションに応用した事例が「KeyCase」です。自分自身をカスタマイズして組み込む入れ子構造... -
Web3.0時代のアーカイバ/SureArchiver・パスワードレス認証
はじめに いよいよ一つのアプリケーションとして形にします。新しい暗号基盤で作り上げるのですから、今までにない新しいコンセプトを盛り込んだツールにしたいと考えました。文字通り「トラスト レス(Trustlessness:第三者による保証がない)」な環境に... -
情報の認証/相互押印と”作り手/読み手/持ち手”モデル・Web3.0時代の暗号基盤
はじめに クライアントとサーバーを結ぶデジタル署名とデジタルホットラインが整備できました。これらだけでも既存アプリケーションモデルで活用するには十分なユーティリティです。ですが、それだけでは「PKIと何が違うの?」という問いには答えられませ... -
ホットライン・AKI TLS・Web3.0時代の暗号基盤
AKI Archiverユーティリティを使って、簡単にAKIDサービスが利用できる環境が整いました。次に整備するのは、クライアントとサーバーとの熱いホットラインです。本書では、AKIを使って、従来のインターネット通信にさらなる安全で確実なセキュアネットワー... -
署名と書庫・AKI Archiver・Web3.0時代の暗号基盤
はじめに 従来、デジタル署名は秘密鍵が必須なため、サーバーが秘密鍵を所有するケースが主となるPKIではサーバーが行う処理でした。AKIDサービスによるクライアントごとの署名は、今まで以上にデジタル署名の活用範囲を広げられるはずです。そこで、情報... -
AKIDサービスの構築・Web3.0時代の暗号基盤
はじめに 私はブロックチェーンの堅固な特性に着目し、公開鍵証明書を使わない新しい仕組みの暗号基盤を考案しました。ブロックチェーンが提供する強力な改ざん耐性は第三者の与信を不要とする事ができます。この特性を利用する事でインデクス情報自体にPK... -
AKIの特徴・Web3.0時代の暗号基盤
はじめに AKI(Asymmetric key Infrastructure / 非対称鍵暗号基盤)はPKI(Public Key Infrastructure / 非対称鍵暗号基盤)の親戚です。ですからAKIで実現できる事はPKIでもほぼ実現できます。PKIは非対称鍵暗号を効率よく使うことができる優れたシステ... -
AKI Whitepaper・Web3.0時代の暗号基盤
AKIのコンセプト 高度にデジタル化された現在では、企業が扱う情報はその企業のビジネスそのものの価値であると言えます。ビジネスの規模が大きくなればなるほどに扱う情報の重要度も高まり、その高まりに呼応するように情報の取り扱いに対する市場の目は...
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