はじめに
マンション管理組合を輪番制で運用しています。紙ベースで運用しているので、役員が変わるごとに課題がリセットされてしまう懸念がありました。昨年、管理会社のフロント担当者が変わってしまい、その懸念が現実になりました。
輪番制は止めて、もっと積極的にマンション運営ができる様に注力しようと思い立ちました。まずはマンション住人向け情報共有の場から醸成していきます。WordPress.com
サイト構築のノウハウは、このサイトを立ち上げる事で習得できました。早速、マンション管理組合のブログサイトをWordPress.comに立ち上げます。将来に独立して成長できる様、私個人のブログとは切り離して構築します。
サイト自体はクローズで運用しますので、本ブログではURLなどを紹介する事はありません。運用成果については都度共有していければと思います。
WordPress.comについて
WordPress の開発チームが運営するレンタルブログサービスです。レンタルなので、ホスティングは全てWordPress.comが担ってくれます。制限はありますが無料でブログサイトを構築する事ができます。まずは、コミュニティの場として機能する事をを目指します。
コミュニティサイトの立ち上げ
WordPress.comにユーザー登録すれば、即、利用できます。すごくお手軽に立ち上らげれますが、無料なので注意が必要です。例えばSWELLの様な便利なテーマは導入できません。
私は技術習得の目的もありましたのでAWS Lightsailを選びました。ですが、ブログを始めるだけが目的ならばWordPress.comをはじめとしたホスティングサービスを選ぶほうが効率的だと思います。ITに従事していた時からの信条ですが、運用こそ手間とコストを惜しんではいけないと思っています。私はコストがないので手間で頑張ります!
無料ではできない事
無料での制限事項は以下の通りです。
- プラグインの導入
- メールサービス
- 収益化
マンションコミュニティには必要ない機能ですね。気になるのはストレージ容量ですが、こちらがクラウドストレージを活用して回避します。
サイトの構築
コミュニティサイトの構築備忘録です。
テーマ:Appleton
白ベースのシンプルなテーマです。パソコン向け、スマホ向けでのレスポンシブもいい感じで設定されていて手間要らずかと思います。フッターを調整して、情報発信の準備は完了です!
トップページと専用板
コミュニティ用に用意したサイトはこんな感じで作成しました。
参加してもらえると嬉しいですね。
情報共有ページは「パスワード保護」としておきます。入会時にパスワードをお知らせする簡易セキュリティで運用予定です。ガッチリ保護したいページは「非公開設定」「編集者権限」で運用してみようかと思っています。
コミュニティ用メール準備とカレンダーの貼り付け
組織で運用なので代表格のアカウントを作って、メールの窓口を作り、併せて共有カレンダーを組み込みます。
カレンダーはプラグインが使えないので「カスタムHTML」を利用します。細かな設定はいろんなサイトで細かく解説されていますので、そちらをご参考にしてください。以下のステップでカレンダーの張り込みは完了です。
- コミュニティ用のメールをgmailに準備
- カレンダーを作成して一般公開する
- 埋め込み用のコードを取得
- WordPressなどのホームページに「カスタムHTML」を使って貼り付ける
プレビューすると以下の様な表示になります。
今までは、ロビーの掲示板に紙を張り出していたのですが、こうしてウェブで確認できるのも便利かな?と思います。誰がメンテするの?という声も上がると思いますが、当面は私が気がついた範囲でメンテして行きます。
ランディングページの作成
作成したサイトを理事会へ公開するために、専用のランディングページを作成しました。利用者がパソコンに長けているとは限らないので、できるだけスマホでもアクセス出来るように工夫が必要です。そこで以下の施策を行いました。TIPSとして情報共有いたします。
mailtoリンクの生成
まずはMailtoの作成をしますが、作成支援をいただけるサイトがありましたのでご紹介します。
作成したmailtoやURLからQRコードを作成しておくと非常に便利です。URLだけでなくメールへの対応もサポートしていただけるサイトをご紹介します。
これから
マンションコミュニティの準備は以上です。3月に理事会を予定していたのですが、管理会社から4月に開催したいとの連絡が入りました。少し間が開きますが、コミュニティサイトのコンテンツの準備を進め、理事会の議事録で全戸への発信に持っていきたいと思います。
注意したい事
場が荒れない事、個人情報保護には注意したいところです。マンションの決算資料とかも共有したいのですが、こちらはSureArchiverが使える様になるまでは留意とします。自己責任を前提に公開するのは、やはり、危ないと思っています。当面は対面での扱いとして運用するしかなさそうです。
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