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FIIO BTR3KのバッテリーをDIY交換

ポータブルBluetoothアンプの名機「FIIO BTR3K」。コンパクトで音質も良く、長年愛用している方も多いと思います。しかし、長く使っているとぶつかるのが「バッテリーの劣化」という問題です。
私の場合、音楽の掛け流しで約4時間しか持たない状態になっていました。
新しく買い替えるには手痛い出費となるこのご時世、わずか総額約1,400円で実用レベルまで延命できたので、その方法とポイントをシェアします。

目次

最大の難関は「パーツ選び」にあり

FIIO BTR3Kのバッテリー交換において、作業自体の難易度はさほど高くありません。一番のハードルは「適合するバッテリーが国内で見つからない」という点です。一般的な汎用リチウムポリマー電池ではサイズが微妙に合わず、コンパクトなBTR3Kの筐体に収まりません。そこで今回は、Aliexpress(アリエクスプレス)で簡易工具一式がセットになったジャストサイズの互換バッテリーを見つけて調達しました。

Aliexpressで安全に買い物をするコツ

海外サイト、しかも怪しい商品も混ざっているAliexpressでクレジットカードを直接登録精算するのは、やはり抵抗がある方も多いと思います。そこでセキュリティ面の防衛策としてオススメなのが、「PayPal(ペイパル)」を通した決済です。

  • ショップ側にクレジットカード情報を渡さずに決済できる
  • 万が一、商品が届かないなどのトラブルの際も「買い手保護制度」がある

これだけで海外からのパーツ調達の心理的ハードルは一気に下がります。
購入してから届くまでに結構日数がかかる場合もあるので気長に到着を待ちましょう。

分解のポイントと交換手順

必要な工具(簡易ドライバーやヘラなど)は1,400円のセットに含まれていました。初めて分解する時に無用な出費が抑えられるのはありがたいですね。特に「B-7000(熱で剥がれる接着剤)」が添付されていたのは気が利いています。(私は不要でしたが)。

こういった小さいデバイスの分解には、「最初のケース開け」が最初の山場になります。

ヒートガンでの加熱(最重要)

BTR3Kの筐体(蓋)はしっかり固定されているため、そのままこじ開けようとすると傷がついたり破損したりします。
まずはヒートガンで外周をしっかりと加熱し、接着を緩めるのが綺麗に外す最大のコツです。十分に温まったら、隙間にプラスチックのヘラなどを差し込んで慎重に蓋を外します。

はんだ付けと交換

蓋さえ外れてしまえば、あとは基板とはんだ付けの世界です。FIIO BTR3Kは小さいだけで、特に難しいことはありません。古いバッテリーの配線(赤・黒)をはんだごてで外し、新しいバッテリーを元通りにはんだ付けするだけです。
配線同士がショートしないよう、片方ずつ慎重に作業を行ってください。特別な技術は必要なく、電子工作に少し慣れている方ならスムーズに終わる工程です。

古いバッテリーは少し膨らんでいて劣化が進んでいるのがよくわかりました。あとは通電して問題なければ蓋を閉じて交換完了です。

交換前後のバッテリー持ち検証

実際にバッテリーを交換してみて、どれくらい再生時間が復活したのかを検証しました。

  • 交換前: 音楽掛け流しで約4時間でシャットダウン
  • 交換後: 音楽掛け流しで約7時間まで延びました!

新品初期(公称最大11時間)に比べると「若干短いかな?」という印象はあります。これは互換バッテリー側の実容量の限界か、あるいは本体基板側の経年劣化による電力効率の低下が理由かもしれません。
とはいえ、数時間の掛け流しにビクともしないタフさが戻ってきたため、実用性は文句なしに完全復活です。

まとめ

円安や物価高が続く今の時代、お気に入りのガジェットを使い捨てるのではなく、1,400円の手間と投資で実用レベルまで延命できるDIYは非常に価値があると感じます。「バッテリーが持たなくなってきたけれど、買い替えるのはもったいない」と感じている方は、PayPalを活用した安全なパーツ探しから挑戦してみてはいかがでしょうか。

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