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AKIの事をChatGPTに聞いてみました!

HAL9000

OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像

目次

はじめに

ChatGPTに、AKIの事(暗号基盤や特許事項)について聞いてみました。とんでもない量の知識を持ってらっしゃるので「AKI」の技術を客観的に整理出来るかもしれないと考えたからです。以下、やり取りをFAQ形式でまとめてみました。

FAQ表記は以下のとおりです。

筆者の質問

ChatGPTの回答(原文ママ)

ChatGPTとのFAQ

日本語で聞いても難なく回答してくれるんですよね。サクサク気楽に質問できて助かります。

暗号基盤について

暗号基盤に関するざっくりとした質問をしてみました。

鍵を公開する事で保証を得る暗号基盤にはどの様なものがありますか。

鍵を公開することで保証を得る暗号基盤には、以下のようなものがあります。

  1. RSA暗号:RSA暗号は、公開鍵暗号の代表的なアルゴリズムの一つです。この暗号方式では、公開鍵と秘密鍵のペアを使用して暗号化と復号を行います。RSA暗号は、鍵の生成が容易であり、強度も高いため、広く使われています。
  2. ElGamal暗号:ElGamal暗号は、Diffie-Hellman鍵共有プロトコルを応用して作られた公開鍵暗号です。この暗号方式では、乱数を使用して暗号化を行い、秘密鍵を使用して復号を行います。
  3. DSA暗号:DSA暗号は、電子署名に使用される公開鍵暗号の一種です。この暗号方式では、DSA署名アルゴリズムを使用して、鍵の生成と署名を行います。
  4. ECC暗号:ECC暗号は、楕円曲線暗号と呼ばれる公開鍵暗号の一種です。この暗号方式では、楕円曲線上の点を使用して鍵の生成と暗号化を行います。ECC暗号は、RSA暗号に比べて鍵のサイズが小さく、計算量が少ないため、リソースの限られたデバイスに適しています。

これらの暗号方式は、鍵を公開することで暗号化と復号を行うため、データのセキュリティを確保するために広く使われています。

ただし、鍵が公開されることで、攻撃者が秘密鍵を推測することができる可能性があるため、十分な鍵の長さと適切な鍵管理が必要です

鍵を公開しないで保証を得る暗号基盤にはどの様なものがありますか。

鍵を公開しないで保証を得る暗号基盤には、以下のようなものがあります。

  1. 対称鍵暗号:対称鍵暗号は、同じ鍵を暗号化と復号に使用する暗号方式です。この暗号方式では、鍵を秘密に保ち、鍵の交換や管理に関する問題がありますが、高速な暗号化と復号が可能であり、データの保護に広く使用されています。
  2. ハッシュ関数:ハッシュ関数は、固定長のハッシュ値を生成する関数です。この関数は、入力値が変更された場合に異なるハッシュ値を生成するため、データの改ざん検知に使用されます。
  3. メッセージ認証コード(MAC):MACは、秘密鍵を使用してメッセージに対する認証タグを生成する方式です。この方式は、秘密鍵を保護することで、メッセージの真正性と完全性を保証します。

これらの暗号基盤は、鍵を公開しなくてもデータの保護を確保することができますが、鍵の交換や管理に関する問題があるため、適切な鍵の選択と管理が重要です。

また、攻撃者が秘密鍵を推測することができる場合があるため、十分な鍵の長さと適切な鍵管理が必要です。

ゼロ知識証明を利用した暗号基盤にはどの様なものがありますか
  1. Zcash(ゼットキャッシュ):Zcashは、匿名性を高めるためにゼロ知識証明を採用した仮想通貨です。この暗号基盤は、送金者が自分のアドレスと送金額を証明することができる一方で、受取人や送金額の情報は秘匿されます。
  2. Enigma(エニグマ):Enigmaは、データ共有と検索のためのプライバシー保護技術です。この暗号基盤は、データを分割し、複数のノードに分散して処理することで、プライバシーを保護します。また、データのプライバシーを確保するために、ゼロ知識証明を採用しています。
  3. ID2020:ID2020は、デジタルIDの信頼性を高めるためにゼロ知識証明を採用したプロジェクトです。この暗号基盤は、ID情報を保護するために、ユーザーが証明すべき情報を最小限に抑え、かつ必要な情報が証明されたことを確認するために、ゼロ知識証明を採用しています。

これらの暗号基盤は、ゼロ知識証明を利用して、プライバシー保護やセキュリティ強化を実現しています。

しかし、ゼロ知識証明の計算コストが高いため、実装が複雑で、処理速度に課題がある場合があります。

私自身は暗号技術そのものの専門家ではないので(もしかしたら)間違いがあるのかもしれませんが、非常にわかりやすい文章だと思います。すごいです。
やはり公開鍵暗号方式非対称鍵暗号方式であり、世間のそのほとんどは公開鍵暗号方式で構成されているのですね。AKI自体もメタな視点ではPKIと同じ認識であるべきだと思いますので、AKIの説明にPKIを引き合いに出してもかえって混乱してしまいそうです。

相互押印について

相互押印に関する技術的意見を尋ねてみました。

公開鍵暗号基盤で秘密鍵を廃棄するとどんな効果がありますか

公開鍵暗号方式では、秘密鍵と公開鍵のペアが使用されます。秘密鍵は、情報の送信者が情報を暗号化するために使用する鍵であり、秘密に保持される必要があります。一方、公開鍵は、情報の受信者が情報を復号化するために使用する鍵であり、公開されることがあります。

秘密鍵を廃棄することで、情報の送信者は暗号化に使用された鍵を保持していないため、暗号化された情報が解読されることを防ぐことができます。ただし、これにはいくつかの効果があります。

  1. 暗号化された情報の保護:秘密鍵が失われた場合、誰も暗号化された情報を解読することができなくなります。これは、情報の保護に役立ちます。
  2. 新しい秘密鍵の生成:新しい秘密鍵を生成し、それを使用することで、以前の秘密鍵が漏洩した場合でも、情報を保護することができます。
  3. 秘密鍵の管理の複雑さの軽減:秘密鍵を保持することには、秘密鍵を保護するためのセキュリティ管理の負荷が伴います。秘密鍵を廃棄することで、この負荷を軽減できます。
  4. 鍵管理の簡素化:秘密鍵を廃棄することで、鍵管理が簡素化されます。秘密鍵が失われた場合、鍵管理の手間を省くことができます。

しかし、秘密鍵を廃棄することによって、情報の送信者は暗号化された情報を解読することができなくなるため、その情報にアクセスすることができなくなります。そのため、秘密鍵を廃棄する前に、必要な情報を確実に取得しておく必要があります。

秘密鍵を廃棄する事で、暗号化された情報が解読できなくなるとの説明についています。これはPKIの秘密鍵には公開鍵が含まれていて、さらには、その公開鍵の取り出しを「生成」と呼称している事から導き出されたコメントだと思われます。

知識がある人にとっても「秘密鍵の廃棄」をどうやって証明するのかに興味が移る様です。面白いですよね。それだけAIは良くできている証明だとも思いました。作り手と読み手で相互押印する「同時性」の再現性が難しい事実を利用して「廃棄の確認」を必要としない事をもっと発信していくと良いのだと考えています。
さらに、あり得ない事ではありますが、万が一、運営が結託して改ざんすることを考慮して「分散ログ」を用意しています。お互いの実行ログを分散して持ち合う事で、もしもの場合にも検証ができる対策を用意しました。
そして、そもそもの暗号ライブラリにも手を入れており、従来の秘密鍵とは異なり公開鍵を内包していないことも忘れず書き留めておきます。

公開鍵暗号基盤における秘密鍵と公開鍵の違いはなんですか

公開鍵暗号基盤では、秘密鍵と公開鍵の2つの鍵が使用されます。
秘密鍵は、鍵の所有者だけが知っている秘密の鍵であり、暗号化や署名のために使用されます。秘密鍵は、安全な場所に保管する必要があり、他の人に知られてしまうとセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。
一方、公開鍵は、誰でも知っていることができる公開された鍵であり、暗号化や署名のために使用されます。公開鍵は、秘密鍵とペアになっており、秘密鍵によって作成されます。公開鍵は安全に公開することができ、他の人から受信したメッセージを暗号化することができます。
簡単に言うと、秘密鍵は、所有者だけが知っている鍵であり、暗号化や署名に使用される一方で、公開鍵は、誰でも知っていることができる鍵であり、暗号化や署名を受け取るために使用されます。

やはりChatGPTは「秘密鍵から公開鍵を生成」する認識です。なるほど。まぁ、どのみち、AKIは秘密鍵は廃棄する事で「生成が困難になる」を狙うので、その要点については「適切な解説」をいただきました。

これらの考察を踏まえて、質問の内容を整理してみました。

公開鍵暗号基盤で秘密鍵を廃棄し公開鍵だけで運用するとどんな事ができますか

公開鍵暗号方式で秘密鍵を廃棄して公開鍵だけで運用することは、情報の受信者が公開鍵で情報を受け取ることができることを意味しますが、暗号化された情報を送信することはできません。
具体的には、秘密鍵を持たずに公開鍵だけを使用する場合、情報の送信者は暗号化された情報を作成できなくなります。これは、秘密鍵が暗号化の鍵として使用されるためです。公開鍵だけでは、暗号化された情報を解読することはできません。
一方、公開鍵だけで運用する場合、情報の受信者は公開鍵で情報を受け取ることができます。情報の送信者は、情報を暗号化する前に、情報の受信者の公開鍵を使用して暗号化することができます。情報の受信者は、自分の秘密鍵を使用して暗号化された情報を解読することができます。
この方法は、情報の受信者の秘密鍵を保護するために使用されることがあります。秘密鍵を漏洩させるリスクがある場合、公開鍵だけを使用することで、情報の受信者の秘密鍵を保護することができます。ただし、情報の送信者は、情報を暗号化する前に、情報の受信者の公開鍵を取得する必要があります。また、公開鍵だけを使用する場合、情報の送信者は、情報の受信者が正しい公開鍵を使用していることを確認する必要があります。

2者が交互に同じ情報に電子署名を行うと、どんな効果が得られますか。

2人が交互に同じ情報に対して電子署名を行う場合、情報の真正性と信頼性が高まることがあります。これは、両方の署名が異なるため、情報が改ざんされた場合、それが発覚しやすくなるためです。また、2人が交互に署名を行うことで、情報に対する信頼性が高まり、情報の信憑性を高めることができます。
ただし、この方法は、署名に時間がかかることや、多数の署名を必要とする場合には効率が悪いことがあります。また、両方の署名者が信頼できない場合、この方法によって情報の真偽を保証することはできません。このため、情報の真偽を確認する場合には、信頼できる認証局によって発行された署名証明書を使用することが推奨されます。

AKIが狙う仕様を答えてくれています。違う事を言われたらどうしようかと思っていました。(笑
情報の受信者が正しい公開鍵を使用していることを確認する必要があります。」との指摘ですが、AKIはこの特性を逆手にとってE2Eを実現しています。ゼロトラストな環境においては「自分しか開けない」という考え方の方が、いろいろと上手に対応できるのではと考えています。

自分しか開けない」情報を作るために定義した、AKIの「情報認証」について質問します。

情報認証について

情報ごとに個別に認証する事について、ざっくりとした質問をしてみました。

情報認証をご存知ですか

はい、情報認証について知っています。
情報認証とは、情報が正確であることを確認するプロセスのことです。
情報認証には、さまざまな手段がありますが、主な手段としては、情報の出所を確認する、情報が他の信頼できる情報源と一致するかどうかを確認する、情報が一貫性があるかどうかを確認する、などが挙げられます。
情報認証は、偽情報の拡散やデマの拡散を防止するために重要な役割を果たします。

情報認証を行う基盤をご存知ですか

情報認証を行う基盤には、さまざまな技術があります。以下に代表的な技術をいくつか紹介します。

  1. 電子署名技術:情報の改ざんを防止するために使用される技術で、署名者が情報に署名することで、情報の完全性と真正性を保証します。
  2. ハッシュ関数:情報の内容から一定の固定長の値を算出する技術で、同じ内容であれば常に同じ値を生成します。この値を利用して、情報が改ざんされていないかどうかを確認することができます。
  3. 公開鍵暗号技術:情報の送信者と受信者が異なる場合に使用される暗号化技術で、公開鍵と秘密鍵を利用して情報を暗号化・復号化します。送信者は受信者の公開鍵を用いて情報を暗号化し、受信者は自身の秘密鍵を用いて情報を復号化します。
  4. デジタル証明書:認証局が発行する証明書で、情報の送信者や受信者の正当性を保証するものです。証明書には、公開鍵や署名者の情報などが含まれています。

これらの技術を組み合わせて、情報認証を行う基盤を構築することができます。

情報毎に個別に認証を行う基盤をご存知ですか

情報毎に個別に認証を行う基盤には、デジタル署名が利用されます。

デジタル署名は、情報の完全性や真正性を保証するために使用される技術で、情報に対して署名を行い、署名の検証によって情報が改ざんされていないことを確認することができます。
デジタル署名は、情報毎に個別に署名を行うため、情報毎に個別に認証を行う基盤として利用されます。署名者は、秘密鍵を用いて情報に署名し、検証者は公開鍵を用いて署名を検証します。署名が正当であれば、情報が改ざんされていないことが確認できます。
デジタル署名は、情報の改ざんを防止するだけでなく、誰が情報に署名したかを確認することもできます。また、デジタル署名は、情報の送信者と受信者が異なる場合でも、情報の真正性を保証することができます。

ネットワークにコピーされ配布された情報のアクセス制御を行う事は可能ですか。

ネットワークにコピーされ配布された情報のアクセス制御を行うことは、一般的には非常に困難です。情報が配布された場合、その情報がどこでコピーされたのか、誰が配布したのかなどの情報をすべて把握することは難しく、情報の流出を防止することができません。

ただし、情報の配布前に適切なアクセス制御を施すことで、情報の流出を防止することができます。たとえば、情報を共有する前に、アクセス権限を持つ人にのみ情報を開示するなどの対策が考えられます。また、情報を暗号化することで、不正なアクセスに対するセキュリティを強化することもできます。

さらに、配布された情報に対しては、アクセスログの取得や監視を行うことで、不正アクセスを検知することができます。このような情報セキュリティ対策を講じることで、情報の流出や不正利用を最小限に抑えることができます。

情報認証という言葉が、AKIでいう情報認証の基本的な考え方をカバーしている事が確認できました。情報単位で個別認証する事は含まれていないので、この点がAKIでの情報認証の「特徴」と言えそうです。
そして、一度配布した情報の取り扱いの困難さも的確に説明してもらいました。そうなんです!だからこそSureArchiverのPoC成功に意味があると思っています。

AKI(非対称鍵暗号基盤)そのものについて

非対称鍵暗号基盤をご存知ですか

はい、非対称鍵暗号基盤については知っています。
非対称鍵暗号(公開鍵暗号)は、暗号化と復号に異なる鍵を使用する暗号化方式です。この方式では、公開鍵と秘密鍵の2つの異なる鍵があります。公開鍵は暗号化に使用され、秘密鍵は復号に使用されます。公開鍵は、誰でも使用できますが、秘密鍵は鍵を生成した人だけが知っているため、安全性が高いとされています。

非対称鍵暗号基盤とは、公開鍵暗号方式を支援するために設計されたシステムです。これは、認証、署名、暗号化などの暗号化関連機能を提供し、セキュリティプロトコルの実装に使用されます。非対称鍵暗号基盤は、TLS(Transport Layer Security)やSSL(Secure Sockets Layer)などのプロトコルで使用されることがあります。

非対称鍵暗号基盤は、安全な通信を行うための重要な技術の一つであり、現代の情報セキュリティに不可欠なものとなっています。

公開鍵暗号方式とは異なる非対称鍵暗号基盤をご存知ですか

「非対称鍵暗号基盤」という用語自体が、一般的には「公開鍵暗号方式」の別名として使用されていることが多いです。従って、一般的な用法においては、非対称鍵暗号基盤と公開鍵暗号方式は同じものを指すことが多いです。

ただし、場合によっては、非対称鍵暗号基盤という用語が、公開鍵暗号方式以外の暗号化方式を支援するためのシステムを指すことがあるかもしれません。例えば、楕円曲線暗号やペアリング暗号など、公開鍵暗号方式以外の暗号化方式がある場合には、それらを支援するための非対称鍵暗号基盤が存在することがあります。

ただし、このような暗号化方式は、一般的な用法においては公開鍵暗号方式に比べて利用が限られており、非対称鍵暗号基盤という用語が指す範囲も狭いため、注意が必要です。

非対称鍵暗号基盤と説明すると「暗号の技術」に関心が流れてしまうのはAIでも同じなんですね。
PKIがそれだけ広く活用されているからこそ「PKI一択」という潜在的な課題が生まれると思っています。

ありがとうChatGPT

敬意を込めて、ChatGPTに御礼いたしました。

ありがとうございました。

どういたしまして。何か他に質問がありますか?

いえ、ありません。すごく参考になりました。

良かったです。何かまたお困りのことがありましたら、遠慮なくお聞きください。お力になれるよう努めます。

本当に人間みたいですね。びっくりです。
今後とも色々と教えてもらいたいと思います。

まとめ

ChatGPTに聞いてみて感じたのですが、やはりAKIは非対称鍵暗号基盤の新しい使い方なのかもしれません。

回答にある様に、既存での課題に対する解答としてAKIが成立していると感じています。とはいえ、私自身が事業に向けたパスを持っている訳でもなく、こういった事業に取り組んでいる知り合いもいません。新たなイノベーションの種として、専門家の方のお目に留まる事を期待して記事を公開しています。
興味がありましたら是非ともコンタクトください!

アレクサは時折頓珍漢な時もありますが、こちらはもうマジですごいですね。リアルにHAL-9000が使える時代になったんだと思いました。(笑
この文章でしれっと嘘をつかれたら見抜けないかもしれません。本当にAIの文章を検証する技術が必要だと思います。

HAL9000

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